ベルウィックサーガプレイ日記・第0章
- tetujingo
- Feb 21, 2015
- 2 min read
Updated: Sep 21, 2021
始まりは、ほんの些細なことでした。
某ゲームのシナリオを執筆していたら、たまたま作中にランスを武器に戦うキャラが登場してきたんですね。
そのキャラが活躍するシーンを執筆しながら、
「あ~……分かる分かる。ランスってメチャクチャ強いイメージあるわぁ。
助走を付けて突撃されたら、HPなんて一撃で吹っ飛びそうだし……」
なんて考えておりました。
でも、そこでふと疑問に思ったわけです。
「ランスが強い」なんてイメージ、私はどこで植え付けられたんだ?
ランス……ランスが登場する物語……? いや、ゲームか……?
ランスが武器として装備できて……ランスが超強いゲーム……
そうだ!
ベルウィックサーガだ!
ベルウィックサーガとは2005年にPS2で発売されたSRPGです。
とにかくクソ難しいことで有名で、何人ものSRPG初心者の心をへし折った実績を持っております。
しかしその一方で、細部にまでこだわって作られたゲームシステムを評価しているプレイヤーも数多く存在しているとのこと……。
ちなみにプレイ当時、私はどちら側だったのかというと……
圧倒的前者!
一週目の途中で挫折した負け犬でした!
ランスの一件でこのゲームが無性に懐かしくなってしまった私は、すぐさまPS2を取り出して当時のデータをロードしてみました。
すると、そこには……

阿鼻叫喚の地獄絵図が広がっておりました。
状況を説明すると、このマップは四方八方から攻め込んでくる敵軍から5つもの砦を死守しなくてはいけないという鬼畜マップなんですね。
敵軍も精鋭ぞろいなので、地形無視でぶっ飛んでくるドラゴンナイト軍団やらランス装備のブラックナイト軍団やらが毎ターン攻め込んできます。
で、ちょっとプレイしてみたんですけど……
このデータ、完全に詰んでるんですよ。
一度死んだキャラは二度と生き返らないというシビアなシステムなのに、どこをどうやってもバッタンバッタン人が死んでいくんです。
HPが最大で30ちょっとしかないキャラに、ランスで突っ込まれて40ダメージとか
……死ぬに決まっとるやんけ!!!
しかも武器も折れまくるし、騎馬まで死んでいく……!
もう、砦を守るとかそういう次元じゃない!
あ~、これだ! この感覚だ!
私はこれに心を折られたんだよ!
しかし、そう納得するのと同時にメラメラと闘志が燃え上がってきました。
だって! ボコボコにされっぱなしなんて悔しいじゃないですか!
このデータはクソすぎてどうしようもないけど、最初からプレイし直せばクリアできるかもしれない!
昔より、少しは賢くなっているかもしれない!!!
そんなわけで発売から十年経った今――
ベルウィックサーガの再プレイが始まったわけです。
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