ベルウィックサーガプレイ日記：第１０章

第１０章

■任務『女聖騎士』

ボルニアを奪還しようとヴェスター公子率いる解放軍が奮戦中。

しかしルーアン城の守りが固く、攻めあぐねている状態である……。

そこでヴェスター公子は敵軍の指揮官・女聖騎士アルヴィナの説得を計画。

そのサポートとしてシノン騎士団が真正面から攻城することに……の巻！

個人的最難関マップです。

ここが一番難しかった……。プレイしていて心が折れそうになりました……。

１ターン……いや、１手だって無駄にできない難しさです……！

そんな中、依頼人のお婆さんのために１ターンかけて墓掃除をしてあげるレオン……。

このゲームでは１ターン＝３０分ですよ！？

つまり彼は、攻城戦中に３０分も無防備な状態でお掃除してるんですよ！？

余裕ぶっこきすぎじゃないですか！？

っつーか、アデルもシロックも美女とフラグを立てているのに、なんでお前はババアとイベント進行してるんだYO！！？

この憤りを共有してもらうために、このマップの難しさをざっと説明したいと思います。

まずこのマップは、城下町に入るために初っ端からボスクラスのユニット（×３）と対決しなければなりません。

この３名がめちゃくちゃ強いのです！

硬いから攻撃が通らないし、下手に攻めると返り討ちに遭ってしまいます……！

しかもここで時間が掛けると後でメチャクチャ苦労するという……。

そして満身創痍になりながらも城下町へ侵入します。

パッと見、敵が少ない……楽勝じゃん！　と思いきや……

ここは『潜む』スキル持ちの伏兵が十数体も隠れているドッキリステージ！！

欲張って一気に進軍すると、隠れていた敵兵に集中攻撃をされて即死亡します。

しかもモブのくせに厄介なスキルを持つキャラが多くて……！

※上記のレオンが墓掃除するのはこのタイミングです。

かといってノロノロ進軍していると、裏口から侵入したヴェスター公子が勝手に敵城に突っ込んで自滅するという豪快っぷりを発揮！

そしてゲームオーバー！

ここでヴェスター公子に対する憎しみを育むプレイヤーも多いことでしょう……。

そんな困難を潜り抜けて城下町を突破した後は、ようやく敵城に突っ込んで……

敵の精鋭たちを倒して……ヴェスター公子とアルヴィナを隣接させて……！

って、このマップ忙しいわ！！！！

でも苦労した分、クリアした時はメチャクチャ嬉しかったです！！

■依頼『スコーピオン』

同盟軍の技術者により、新型バリスタ・スコーピオンの試作機が完成した。

その実地試験が郊外で行われることになったのだが、その護衛をシノン騎士団が任されることに……の巻！

回復役の子をスコーピオン部隊のど真ん中に配置すると……なんかカッコいい！

このマップで一番面白いのはスコーピオン部隊が攻撃を受けるたびに「ああ……スコーピオンが……スコーピオンが……」と慌てているクランプだと思います。

え？　イストバル？

一応出撃してましたけど、このデータだとレベルが低くてヨワヨワで……。

ずっと森の中に潜ませてました！！！！

■依頼『見果てぬ夢』

聖剣探して３０年。そんな夢追い人のおじいさんが体を壊してしまった。

次に目星をつけた場所にこそ本物の聖剣がある！　と彼は主張するが孫娘はまったく信用してくれない。

そこでシノン騎士団がおじいさんの代わりに真偽を確かめにいく……の巻！

ネタバレをすると……このマップでは魔剣・ラーゼタールを発見します。

このラーゼタール、なんと地面から引っこ抜いたキャラの専用装備になるのです！

なので誰に渡すのかが問題なのですが……

剣大好きクレイマーと、スキル『死闘』持ちのウォローさん。

そして『捨て身』持ちのアーサーでメチャクチャ迷いました……！

でも結局、この世の剣は全てクレイマーのものでいいよね！　という適当な考えからラーゼタールは彼のものになりました！

ちなみにこのマップ、ドラゴンがメチャクチャ多くてうげぇ……となります。

トールはシロックの致命の矢×『三連射』＋『再攻撃』で倒しました。

育ったシロックのボスキラーっぷりはハンパないですね！！

最初のダメダメっぷりが嘘のようです……！

■１０章まとめ

これまで全然触れておりませんでしたが……現在の戦況はこんな感じです！

赤が帝国軍で、青が同盟軍です。

……そうです。

ボルニアが寝返ったり西部戦線（シノン公国がある辺り）が壊滅しちゃったので、遷都先のナルヴィアが孤立しています。

レマゲン大橋の修復が完了すれば一気に帝国軍が攻め込んでくるでしょう。

勝てる気がしません。

もちろんリース公子率いるシノン騎士団は優秀です。

任務だって毎回遂行しております。

でも……それ以外の戦場で別の部隊が負けていたらどうしようもないですよね。

その上王様はアホだし、臣下も日和見野郎ばっかりだし、国には山賊を取り締まる余裕すらないし……。

そのあたりの敗戦濃厚っぷりがリアルなので、プレイしていて胃が痛くなりました……。

ここから、どうやって戦争終結に持ち込むのかが見どころです。

難易度の高さばかりが注目されているゲームですが、戦記ものとしてのストーリーも面白いですよ！